たなおろス。

妄想癖・脱線症と戦いながら、映画や本、世事について、思ったことを 棚卸し(たなおろし)するブログ。

10月読書メモ

萌えるアメリカ 米国人はいかにしてMANGAを読むようになったか 萌えるアメリカ 米国人はいかにしてMANGAを読むようになったか
堀淵 清治 /日経BP社
memo 映画「16ブロック」にも出てきた「遊戯王」。
この本を読むと、日本のマンガがこの20年間でどのようにアメリカや世界に浸透していったのかが分かる上、アメリカの出版流通やアメコミ業界事情が分かって面白い。 続きを読む → 「萌えるアメリカ」とアメコミ映画


警察VS.警察官警察VS.警察官 原田 宏二 /講談社
警察組織と戦った3人の警察官。北海道警幹部OBである著者の内部告発を記した前作「警察内部告発者・ホイッスルブロワー」同様、泣ける。憤懣やる方なし。


日本退屈日記―日本の凋落と再生日本退屈日記―日本の凋落と再生 サイモン メイ /麗沢大学出版会
まさに、これが不思議な国ニッポン。
東京大学に客員教授として招かれたロンドン大学教授が綴った日本滞在記。哲学者ならではのシニカル&ユーモア、実業家ならではの鋭い視点に感服。


「9.11」の謎―世界はだまされた!?「9.11」の謎―世界はだまされた!? 成澤 宗男 /金曜日
 映画「ワールド・トレード・センター」と「ユナイテッド93」を観る代わりに読んだ。
・・・・・じゃなくて、読んだから観なかった、という方が正しいな。


9・11テロ捏造―日本と世界を騙し続ける独裁国家アメリカ9・11テロ捏造―日本と世界を騙し続ける独裁国家アメリカ
ベンジャミン フルフォード/徳間書店
 なぜ日本では報道されないのだろう?アメリカの世論調査では多くの国民が事実として受け入れているのに・・・。


アジア新聞屋台村アジア新聞屋台村 高野 秀行 /集英社
タイトルの通り、アジアごった煮の多国籍新聞の編集を手伝うことになった筆者の奮闘記。アジアといえどもタイ、ミャンマー、インドネシア、マレーシアに台湾・・・仕事の姿勢も価値観も、ついでに香りも多種多様。アジアンミックスな香りが充満する社内はまさに屋台村。


検証「国策逮捕」   経済検察はなぜ、いかに堀江・村上を葬ったのか検証「国策逮捕」 経済検察はなぜ、いかに堀江・村上を葬ったのか
東京新聞特別取材班 /光文社
 いったい読むの何冊目だよライブドア本・・・という感じであるが、とりあえずもう少し追っていくつもり。TVや新聞ではちゃんと報道されないので。


北欧のカップ&ソーサーとなかまたち北欧のカップ&ソーサーとなかまたち 雄出版
北欧のデザインが好きで、眺めているだけでもホッとする。もちろん欲しいけど・・・。



再読本

映画を観た後に読み直してみた。
ブラック・ダリアブラック・ダリア ジェイムズ エルロイ(吉野 美恵子訳)/文藝春秋
映画を観た後で思うのは、あれでは、先に原作を読んでいないと何が何だか分からないだろうということ。中盤まで映画は小説にかなり忠実ながら、後半やラストは違っている。この本を2時間の映画に収めること自体無理があるかも。映画にはなかった終盤の描写は凄惨。

映画の感想記事 → 「ブラック・ダリア
小説と映画における「笑う男」の違いは?→ 「笑う男inブラック・ダリア


  1. 2006/10/31(火)
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「幻の湖」はパラノイア映画?

土曜日に「父親たちの星条旗」と「トンマッコルへようこそ」という、戦争がテーマでありながら全く異なる趣の映画を観た。鑑賞後はいろんな思いが駆け巡り、家に帰っても余韻に浸っていたのだが、同日の深夜にCATVの日本映画専門チャンネルで、ついうっかり「幻の湖」(原作・脚本・監督が橋本忍)を見てしまった。
これが、かなり食べ合わせが悪かったようで、後々、消化不良を起こしてしまう。

冒頭、南條玲子扮する道子の春夏秋冬ジョギングシーン。マラソン選手かと思いきや、ソープ嬢(源氏名:お市)であり、タイムを計ったり走り込んでいる割には、特に大会に出場するというわけでもないらしい。最初は真剣に見ていなかったのだが、所々画面に釘付けさせる名(珍)場面が挿入されている。
例えば、同僚のローザ(源氏名:キリシタン)が飛行機の音を聞くと、

「ファントムではなくイーグルだ。イーグルはすでに実戦配備についている

という意味不明のセリフ(字幕付き)。なんだか雲行きが怪しい、ただモノではない臭がプンプンと匂ってきたところに、愛犬シロが何者かに殺されてしまう!

幻の湖

実はそれまで見続けていたのは、ほとんどシロのおかげだった。冒頭のジョギングする道子の横に白い犬がいた時から、この微妙なブチ加減から由緒正しきセッターと思われるシロ(本名:ランドウェイ・KT・ジョニー号)に釘付けたった。そのシロが湖岸で頭から血を流して倒れていた!(しかも放置されているなんてひどい)
ジョギング!・・・・・じゃなくて、ショッキング!

「オー・マイ・ガッ!シロォォォ〜!!!」
「本当に死んでないか?」と物騒なことを言う相方。(それくらいリアル)

その後の犯行時の目撃証言(菅井きん)により、シロ殺傷事件の一部始終が明らかになる。湖岸で鯉料理ショーをしていた男が、失敗して鯉を無残にブツ切りした挙句(鱗ぐらい取らんかい)、近くに寄ってきたシロにまで八つ当たりをしたのであった。出刃包丁で殴られ、頭から血を流しながらヨロヨロと道子を探して走り続ける姿は健気で、涙無くしては見られない。ランドウェイ・KT・ジョニーよ、迫真の演技である。
幻の湖
↑あれ?シロ、薄目を開けてる?(とりあえず、生きてて良かった・・・)

事実を知った道子は犯人探しに奔走する(これは大いに同調できる)。
「ソープ嬢がマラソン選手になる映画かと思ったけど、これは復讐劇なのか?」
ここから、関心が高まったので、ネットであらすじを検索。→ 拝見ブログ(オススメ)

「なんじゃ、こら?」
本当にそんな映画が成り立つのか・・・?と逆に興味が湧き上がるほどのトンデモストーリー。これを相方に伝えると、
「橋本忍はもう、おじいちゃんなんだから」 (これはフォローしてるのか?)

その後、犯人が日夏という有名作曲家だと知り(どうりで魚を捌けないわけだ)、東京でローザと再会(実はスパイだった) → 駒沢オリンピック公園でジョギング対決(日夏を一方的に追いかけて逃げ切られる) → 沖ノ島の民家を見て号泣(↓詳細) → 銀行員と笛の男の間で揺れる女心 → 戦国時代の悲恋(高橋恵子、星野知子、北大路欣也、大滝秀治と、無駄に 豪華。あの串刺し&逆さ磔の刑はいかがなもんか?)→ 笛の男の衝撃告白(僕はNASAの宇宙パルサー) → 日夏が上手い具合にソープに来店 → 死闘ジョギング再対決(完全にギャグ)へと突入。

幻の湖「沖ノ島・・・あれが沖ノ島・・・
沖ノ島はあたしだと思って・・・
一人ぼっちの寂しい島だと思ってたのに。
裏側にはあんなに家と大勢の人・・・!」

沖ノ島も いい迷惑 である。
長谷川初範よ、なぜ真顔でいられる?

クライマックスは、完全にジョギング対決に摩り替わっており、死ぬか生きるかの瀬戸際の日夏も包丁を持った道子もペース配分を考慮しながら走る。ようやく追い詰めた道子は日夏を一度追い抜く。「勝った!シロ、長尾さん、淀さん、ローザ、それに倉田さん、勝った、あたしが勝ったわよ!」ここで、かたせ梨乃(源氏名:淀君)の名前が挙がるのは意外だった。(しかも、婚約者はついで)
が、最後はしっかりシロの仇も討ち、血飛沫と共にスペースシャトル発射

実は、本当に難解なのは、この後である。笛の男が宇宙に飛び立ち、高度185kmで宇宙遊泳しながら一人ゴチする内容が、私の頭では理解できなかった・・・。

南條玲子愛犬を殺されて復讐するという点は、大変素晴らしい 。しかし、犬を放し飼いにする道子の行動が発端でもある。この復讐劇は、犬への愛情だけでなく、彼女の偏執的粘着質によるものが大きいと思われる。こういう女性に言い掛かりをつけられたら、それはもう運が悪かったとしか言いようが無い。
ストーリーがトンデモでも、道子の人格は、ある意味一貫している。強迫観念、被害妄想、統合失調症(精神分裂)・・・いわゆる妄想性人格障害ではないかと思われる。同類の私が言うのだから間違いない。これは所々のセリフからも伺える。

「私は来年結婚するの。(相手は)どこの誰だかまだわからないけど

「日夏が憎い。東京中の人間が皆、日夏を庇っている

とすると、笛の音や男・戦国時代・スパイローザの存在・スペースシャトル等が、全て道子の幻覚・幻聴だとしたら、とてもしっくりくる。道子自身も言ってるではないか、

「私が見たのは、幻のヒト(笛の男)と幻の犬(シロ)だったのかも・・・」

おいおい、シロまでもが幻だったら、殺された日夏が浮かばれないぞ。
この映画、現実と虚構の区別がつかない妄想型統合失調症の女の話だったら、S・キング風のサスペンスやデヴィッド・リンチと肩を並べるシュールな作品になっていたかもしれない(たぶんない)。
とにかく、道子という女性に関しては意外とリアリティがあるのであった・・・。

幻の湖幻の湖 キャストはなんとも豪華である。
南條玲子 隆大介 北大路欣也 
関根(高橋)恵子 星野知子 かたせ梨乃
長谷川初範 大滝秀治 光田昌弘 
室田日出男 テビ・カムダ 谷幹一
北村和夫 仲谷昇 下絛アトム
大滝秀治 宮口精二 荒木由美子 菅井きん

結局、人気No.1ソープ嬢の淀君(かたせ梨乃)が、一番まともだった気がする。

ライアン・フィリップとおみつ「父親たちの星条旗」の麗しのライアン・フィリップ(10年越しのファンついに離婚決定!)に想いを馳せれば、逆さ磔の画が被さり、クリント・イーストウッドの構想よりも橋本忍の頭の中が気になって仕方がない。良い夢よりも悪い夢の方が尾を引いてしまう、そんな感じだ。少なくとも、観る日を改めるべきだった・・・。

今日のわんこ
イングリッシュ・セッター (English Setter) イギリス
イングリッシュ・セッター

スピードを落とさずに長時間走ることができ、優れた運動能力を持つスポーツ選手のような狩猟犬。まさに、「幻の湖」にピッタリであるが、シロのように野良犬にはあまりいないと思われる(注:斑点模様は汚れじゃないのよ〜)
ちなみに、イングリッシュ・セッターのブチの色合いを見ると、なんとなくノーマン・ロックウェル(Norman Rockwell )の絵を思い出す。

イングリッシュ・セッター


  1. 2006/10/30(月)
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日産のCMって可愛い

日産のCMが、結構好きです。 → 日産CMギャラリー
MARCHのCMが今月から、「私らしくRed」篇に変わりました。
赤いタイルの建物が可愛い!と思ったら、ロケ地はポルトガルのリスボン。

MARCH「私らしくRed」篇

CMソング「Just can't get enough」も、土屋アンナに変わったんですね。
マーチのCM情報

前回のYellow篇の時は、オーストラリアのメルボルンで撮影されたそうで。あの時の町並みや美術館も素敵でした。

MARCH「私らしくYellow」篇 歌:NINA MADHOO(ニナ・マドゥー)

→ Yellow篇を見る

Yellow篇のラブラドールの仔犬といい、可愛い犬がたくさん登場するのも嬉しい。

OTTI「お出かけ」篇
OTTI「お出かけ」篇


CUBE「走るソファ/登場」篇
日産CUBE「走るソファ/登場」篇



  1. 2006/10/28(土)
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「萌えるアメリカ」とアメコミ映画

映画「16ブロック」にも出てきた「Yu-Gi-Oh!」 (→ 「16ブロック」の記事を読む

「遊☆戯☆王」は、週刊少年ジャンプで連載され、アニメ化もされた漫画。カードゲームが世界中で売れ、アメリカではポケモン超えるほどの人気となっているそうだ。
実は私もよく知らないのだが(笑)、最近、「萌えるアメリカ  米国人はいかにしてMANGAを読むようになったか」(堀淵 清治 著)を読んだばかりだったので、「16ブロック」に出てきた時はなんだか嬉しくなった。

萌えるアメリカ 米国人はいかにしてMANGAを読むようになったかこの本によると、2002年にアメリカで「SHONEN JUMP」が創刊され(掲載作品は、ドラゴンボール、遊戯王、ワンピース等)、好調な売れ行きの背景には、この「遊☆戯☆王」や「NARUTO」カードの付録人気があったそうだ。
この本を読むと、日本のマンガがこの20年間でどのようにアメリカや世界に浸透していったのかが分かる上、アメリカの出版流通やアメコミ業界事情が分かって面白い。
小学館VIZの創設者である著者の堀淵清治氏は、アメリカでのマンガ出版社の立ち上げから、その後20年以上もの間マンガビジネスに関わってきた方で、その間に立ち塞がった様々な壁や意外な幸運、逆風と追い風にもまれながら奔走する姿が見て取れる。勝利の女神として、高橋留美子が度々登場したりするのも面白い。
本に出てくるアメリカで出版されたマンガは、読んでいないものが多いので、いつか読んでみようという気になる。

アメリカでは、「犬夜叉」マニアやアメリカ初の少女漫画ブームといった新現象が起こり、日本のコスプレ(COSTUME PLAY)がそのまま「COSPLAY」という新英語として通用。最近では、一般書籍の売上総合ランキングでも上位に食い込んでくるくらい「NARUTO」の勢いがすごい反面、日本で爆発的なヒットとなった「NANA」がまだ大ヒットまでには至っていない背景も興味深い。

堀淵清治氏は、現在、サンフランシスコのジャパンタウンに、日本映画とアニメの専門の映画館を建設する準備をされているそうだ。
堀淵氏は、ニューズウィーク(10/18号)の「世界が尊敬する日本人100 」に挙げられていたのだが、

漫画の主人公、”Naruto ” も その一人に選ばれていた(爆)

NARUTOいやぁ、忍者をめざすナルト君て、そんなにスゴイのか。これは読まないと・・・・・・って、そういう問題じゃないような(笑)
貴重な一人分の枠を 架空の人物 に与えてしまって、いいのか、日本人?

当然、アメコミ業界の話も出てくる。一度低迷したアメコミ市場が今活気を取り戻しているのは、映画を観ていても分かる。その起爆剤が日本の漫画であるなら、漫画に感謝、感謝だ。

マーベルは、「X−MEN」などを創り出した人気クリエイターたちが会社を辞めて、別会社を設立(イメージ・コミックス)したため、新しいキャラクターを創れなくなり、一度破産申告している。そのマーベルの再建に貢献したのが、マーベル原作の映画、X−MEN、ブレイド、スパイダーマン、デアデビル、ハルク、パニッシャー、ファンタスティック・フォー。

DCコミックス(ワーナー傘下)は、「スーパーマン」「バットマン」など映画化したアメコミの老舗的存在であるが、マーベルから刺激を受けて、旧ヒーローの続編や「Vフォー・ヴェンデッタ」を製作。

ダークホースは、ヒット映画「スター・ウォーズ」や「エイリアン」「ターミネーター」のライセンスを取得してコミックを出版し、「アキラ」「オールドボーイ」「シンシティ」と映画化された作品も多い。大ヒット映画「マスク」を製作。(「萌えるアメリカ」では「マスク」がジム・キャリーの映画デビュー作となっていたけど、その前に主演した「エース・ベンチェラ」が大ヒットしている)

ちなみに、マーベルから独立して作られたイメージ・コミックは、それまで出版社が持っていた著作権を原作者が所有するという新しい形態を打ち出したが、アーティスト気質の高い作家優先の出版社のため、締め切りを破ったり、作家同士の確執があったり、批判も多いようだ。代表作はスポーンなど(Wikipedia)。
↑って、あかんやん(笑)分かりやすい集団やな。

こういう視点で映画を観るのも、また面白い。
今年は「Vフォー・ヴェンデッタ」「スーパーマン・リターンズ」「X-MEN」が公開されたし、来年は「スパイダーマン3」「ファンタスティック・フォー2」、2008年は「バットマン The Dark Knight」、「アイアンマン」(公開未定)などが控えており、この勢いなら、いずれX-MENの続編(スピンオフ)も実現しそうだ。

次は、 「オタク・イン・USA 愛と誤解のAnime輸入史」(パトリック・マシアス著、町山智浩 翻訳 )を読む予定。なんだか、とてつもなく面白そうなんだけど(笑)

オタク・イン・USA 愛と誤解のAnime輸入史

  1. 2006/10/27(金)
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16ブロック

窓口でチケットを買う時、「じゅうろく」なのか「sixteen」なのか分からなかったので、原題の「シックスティーンブロック!」と言っていた相方。日本中で同様の戸惑いが発生していると思われる。直前まで「じゅうろく観るで〜」と言ってた私達。
私はデヴィッド・モースが好き、相方はリチャード・ドナーとブルース・ウィルスの映画が観たいということでレッツラゴー。予告どおり、2人ともすっかりお歳を召してらっしゃいました。
上映前の予告で出鼻を挫かれつつも(→詳細)、久しぶりのデヴィッドに心が踊る。

のっけから、殺人現場の見張り役を頼まれたジャック・モズリー(ブルース・ウィルス)が、手馴れたように被害者の台所の戸棚からウィスキーを取り出し、死体の横で飲み始める。これだけもダイハードでのダメさ加減を上回って(?)いて、私のハートを鷲づかみ。その後の期待感がUpUp。
夜勤明けでオフィスに戻ると、机の引き出しのウィスキーが空になっており、一刻も早くアルコール補給したいところなのに、運悪く上司から留置所の証人の護送を言い渡される。禁断症状で血走った目で「今日だけは・・・」と言って逃れようとするも、「15分くらいだから。その後は家でゆっくりすればいい」とごり押しされてしまう。

16ブロック

↓残業言い渡し「温水バージョン」
温水洋一16ブロックは、約1.6kmくらいで、公式サイトで一番分かりやすかった例が、渋谷〜原宿(何度も歩いたことあるからね)。ちょっと散歩程度の距離。しかも車で移動なわけで、本当ならあっと言う間に終わる残業のハズだった。
頼まれた時間が朝の8時きっかりで、10時までに任務を終了せねばならない。つまり、「24」のようなリアルタイムで映画が進んでいく。

16ブロックは距離的には近いものの、そこはNYのど真ん中マンハッタン。人、車、建物といったあらゆるものがごった返し、それらがある時は障害物に、またある時は目隠しとなる。ジャックたちを捕まえようと躍起になっている警官たちが、通行人に「Make a hole!」と叫びまくる。(私だったら、せっせとを掘りそうだわ

追い詰められては建物の中に身を隠すので、必然的にUP↑DOWN↓の移動が多くなる。これは、アルコール過剰摂取・出っ腹・足の故障という3重苦のジャックには相当堪える。
ジャックたちを見失った警察が、「uptown(アップタウン:郊外方面)?downtown(ダウンタウン:都心方面)?」と言うセリフが、字幕では「どこに行った?上か下(地下鉄)か?」となっていたけど、あれは、その時ちょうどジャックたちが地下鉄に乗ろうとしていたので、分かり易くしたのでしょうか?

advil(アドビル)護送開始直後だというのに、血中アルコール濃度の低下で渋滞にイライラするジャックは我慢できず途中で車を止め、酒を買いにいく。そこで、足の古傷の傷みを和らげるため、advil(アドビル:痛み止め)を買ってお酒で流し込む。(う〜んハードボイルド
↑コレ、偏頭痛もちの私も常飲してマス。以前アメリカで、Aleve(ナプロキシン)とadvil(イブプロフェン)をまとめ買いしたのだが、私にはadvilは、ちと効き目が弱い。
「カポーティ」では、殺人犯のペリーが足の痛みを和らげるため、水無しでアスピリンをマーブルチョコのようにポリポリ食べていたが、なんか、みんな、間違ってる!本当に痛けりゃ、早く血液にめぐるように水をたっぷり飲もうよ!(・・・という私はコーヒーで飲み下している)

ところで、”アルコール依存症のNY市警の刑事 ”といって思い浮かべるのが、ローレンス・ブロックの小説「八百万の死にざま」のマット・スカダー(映画は散々だったけど)。病気の方に失礼だが、登場人物がアルコール依存症という設定だけで、個人的にツボにはまってしまう。カポーティが、映画の中で離乳食にウィスキーぶっ掛けて食べてたシーンもゾクゾクした。

16ブロック
 ↑ チャイナタウンの「髪型屋」さん

今回のブルース・ウィルスは、ダイ・ハードのような愛想は全く無い。その代わり、モス・デフ演じるエディが愛嬌たっぷりでマシンガントークを繰り出す。チャイナタウンのアパートの一室に隠れた時、見つかれば殺される状況下で大声で喋りまくるところは、「あんなに壁が薄そうなのに、廊下に聞こえてまうがな」とちょっとイラッとしつつも、微笑ましい部分も。匿ってくれた中国人の老人は英語が分からないのだが、エディが「遊戯王って知ってる?」と聞くと、老人がニカ〜と笑うのだ。

遊戯王「遊☆戯☆王」は、少年ジャンプで連載されアニメ化もされた漫画。
最近「萌えるアメリカ 米国人はいかにしてMANGAを読むようになったか」(堀淵 清治 著)を読んだばかりだったので、「Yu-Gi-Oh!」が出てきて思わずニヤリ。アメリカ版「SHONEN JUMP」に連載され、カードゲーム効果などにより、アメリカではポケモン以上に人気があるそうだ。

遊戯王と「萌えるアメリカ」のブログ記事はこちら→ 「萌えるアメリカ」とアメコミ映画

「16ブロック」では、この「Yu-Gi-Oh!」により、黒人の青年と中国人の老人が言葉の壁を越えて交流をはかる。アメリカ人にとっては日本も中国も同じ東洋人で、区別があまりついてないことが多いので、エディなりの異文化コミュニケーションだったのかもしれない(偶然かもしれんけど)。
ただ、本家の日本の老人でも、「遊戯王」はあまり知らんと思うけれど(笑)

バスジャックやラストシーンなど、過去に似たようなシーンはあれど、それがマイナスにはならず。2時間ずっとハラハラドキドキしっぱなし。もっとヒットしてもいいのに。(デヴィッド・モース、善人役もサマになるというのに、またもや悪人役なのね〜)


  1. 2006/10/26(木)
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「14才の母」でびっくり?

前回、何がびっくりしたかって

ジミがあんなに大きくなっていた ことでした。
黒ラブのぬいぐるみ 注:ジミのイメージ

1話の終わり頃はまだ小さかったし、あれからそれほど経ってないはず。
そして、未希ちゃん(志田未来)の妊娠は、9週目。

産婦人科で、2人が結ばれたのが7月13日って言っていたから、ジミを拾ったのはそれ以前。
拾った時、生後1〜3ヶ月くらいとして・・・あんなに大きくなるのか?

未希ちゃんの妊娠周期よりも真剣に数えちゃいました。


そして、3話目。

本日びっくりしたことといえば、

ずっと無表情で、何考えてるのか分からんかった三浦春馬君が感情を爆発させた!


・・・・・ことじゃなくて、

これまでミスチルの「しるし」と共に流れていた胎児スタイルのオープニングが、
途中で切れた こと。(曲は最後に挿入されてた)

やはり原因は、河本準一 なのか?そうなのか? ( → 第1話のブログ )

  1. 2006/10/25(水)
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トヨタの海外CM

トヨタのCMって、海外の方が断然面白い。
日本の車のCMって、どれも似たり寄ったりなんだもん。


2006年カンヌ国際広告祭受賞作品「Humanity」
・・・オカルト(?)編



オチ編



ブラック編



  1. 2006/10/24(火)
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