たなおろス。

妄想癖・脱線症と戦いながら、映画や本、世事について、思ったことを 棚卸し(たなおろし)するブログ。

東劇で”蒲田行進曲”をやる女

3/18、東劇に「ヒストリー・オブ・バイオレンス」を観に行くと、こんなものをくれた。

ヴィゴ・モーテンセンヴィゴ様の生写真。しかも、デカッ!
そういえば来日してたし、「王様のブランチ」にゲスト出演して、かなり ”天然系”だということが明らかになった。
写真には、「大ヒット御礼!」の文字。
(都内で2館しかやってないけど)
相方と合わせて2枚ももらってもなぁ。


映画の方はというと、冒頭のシーンが一番怖かった。
なんでもない昼下がりのモーテルの前。
まだ何も始まっていないのに、溢れんばかりの狂気が押し迫ってくる。
ノミの心臓を持つ私は、耳を塞いで半目開きでスタンバイ。

ヒストリー・オブ・バイオレンス


デイヴィッド ・ ク ローネンバーグ以降、クローネンバーグの十八番炸裂。
銃で撃たれて吹っ飛んだ顔半分が、断末魔のごとくピクピク。ヴィゴ様が浴びた返り血には、ご丁寧に脳や肉片のかけらも。60歳過ぎても、相変わらずこういう仕掛けや細工に命を掛けているところを想像すると、いとおしくすら感じてくるから不思議。

ヒストリー・オブ・バイオレンスヴィゴは、終始、心ここにあらずの虚ろな表情でありながら、アラゴルンも真っ青な強さ。また、シリアスな中にも、ショッピングモールで奥さんが靴を脱ぎ飛ばすシーンや、息子が呆然としてシリアルのミルクをポトポト落とすシーンなど、どこかコミカルで脱力感を伴う。意外や意外、かなり面白かった。


で、劇場を出ると、今度はこんなものをもらった。

明治ラテ 、 これがその後の悲劇を招くことに。

映画は面白かったし、もらい物もして、ルンルン♪で階段を降りようとしたら、
そこにあるはずの着地点が....ない。

空しく宙を蹴るブーツ。

手スリを掴むべき手には、後生大事に持った 明治ふんわりラテ

その後、人間大車輪。 しかも、前転 で。 幸いスカートじゃなかった

東劇

視界が1転、2転、3転・・・・・
周囲からは、「 銀ちゃぁぁ〜ん 大丈夫ですかあぁぁ!!」の声。
東劇の階段には赤い絨毯が敷いてあるのが、不幸中の幸いであった。

ずいぶん前方を降りていた相方がストッパーになり、一言。
 「なんで、笑いながら落ちてくるんだよ。恥ずかしすぎ」

「救急車を呼んだ方がいいじゃないか?」と心配されるが、

ここは、東劇

東劇といえば、東銀座

東銀座といえば、 築地の隣

寿司 を食わずに、帰れるかってんだてやんでぇ

海鮮丼 全身打撲の体をムチ打ち、
 血だらけになりながら
 寿司にありついたのでした。


→ 明治ラテの後日談


  1. 2006/05/30(火)
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